政府にサイバー攻撃を要請したGMOの危機扇動に乗ってはいけない
連日のサイバー攻撃とか「不正アクセス」報道で、世論がかなり不安をかきたてられるなかで、GMOが政府に対し「能動的サイバー防御」を要請しました。私はこのGMOの政府への「具申」には全く納得できません。 そもそもGMOは声明などで「システムにセキュリティ上の問題があり、利用者の取引口座が不正操作された。」と述べています。この言い回しのニュアンスは、セキュリティ上の問題が、PHP問題のように一企業を越えた多くのユーザーが共通して被るセキュリティ上の問題ではなく、GMOが何らかのセキュリティ上の対処で間違いを犯したことが原因であることを認めているように読めます。だから金銭的補償も提案したのでしょう。事実、他の多くの金融関連のサイトが同様の侵入被害にはあってはおらず、防御ができています。GMOはみずからのセキュリティ上の問題への対処を棚上げして、政府・自衛隊にサイバー攻撃を要請していることに対して、政府は応じるべきではありません。 ただし、私たちがより注意しなければならないのは、サイバー攻撃の領域では、攻撃側は一般的に身元を明かすことはない、という点です。ということは、日本がサイバー攻撃(能動的 […]